「マザー・テレサ」の心が日本に流れるとき Mother Teresa

「マザー・テレサ」映画上映

2006年7月22日(土) 午後2時~4時 神戸文化ホール 大ホール

Written by Mother Teresa  マザー・テレサ直筆の手 Pastor Yoshio Iwamura

 阪神淡路大震災から10年が経過した今も、震災で家族や財産、職を失った人々の心はいやされていない。
 かつて神戸は魅力的な街として,日本でもっとも裕福な地域のひとつであった。モノをたよりに生きていくことが音を立てて崩れた。
 マザー・テレサの生涯,1981年に来日し,日本人が失っていた大切な心を語ったが,神戸の私たちは聞く耳をもっていなかった。阪神淡路大震災を通して,モノが豊かであればしあわせという価値観の日本に衝撃を与えた。
 被災を経験したときにマザー・テレサの言葉にハッとさせられた。時はすでに遅かった。しかし,ボランティア元年として全国から140万人の若者が被災地にやってきた。テレサの言葉が日本でも実を結ぶ証明になったことは救いであった。
 今,日本は,三組に一組の離婚,年間三万人を越える自殺大国、若者の道徳の荒廃、殺人がなぜいけないか即座に答えられない日本の風潮。もしマザー・テレサが生きてここにいるなら何を語るだろうか。
テレサが話すことに拝金主義の人々はどんな反応をするだろうか。

 路上で死にそうになっている人を連れてきて,最期をみとるための施設「死を待つ人々の家」(Home for Sick and Dying Destitutes)を開設したとき,インドの人々は反対ののろしをあげた。地元住民は強く反発した。どうせ死ぬのだからと,ひややかな態度をとる人たちもいた。テレサはめげなかった。
「恵まれない人々にとって必要なのは多くの場合,金や物ではない。世の中で誰かに必要とされているという意識なのです。見捨てられて死を待つだけの人々に対し,自分のことを気にかけてくれた人間もいたと実感させることこそが,愛を教えることなのです。」とマザー・テレサは語った。
 たとえ,地域,国民から嘲笑されても,日本の将来のためのヴィジョンと愛を実践する勇気が必要な時であろう。
 この映画が,お金こそがすべてだと考える人,行政関係者やマスコミともいっしょにみんなが考えるきっかけになればと願う。
                   実行委員長 Pastor Yoshio Iwamura「マザー・テレサ」上映推進委員 岩村義雄

マザーテレサ070722

マザー・テレサちらし裏a

     毎日新聞よりマザー・テレサ新聞記事060715

  産経新聞,朝日新聞より

「マザー・テレサ」上映推進委員会

       事務局 東京都渋谷区東3-15-7 5F
       「マザー・テレサ」上映推進委員会 準備室 2006年2月6日現在 順不同 敬称略

山北 宣久

日本基督教団総会議長

日野原 重明

聖路加国際病院理事長

岡田 武夫

カトリック教会大司教

安積 力也

恵泉女学園中学・高等学校校長

一色 義子

日本聖書協会理事

泉 堅

万座温泉ホテル会長

市村 和夫

インターナショナルVIPクラブ代表役員

岩村 義雄

神戸国際キリスト教会牧師

大川 従道

大和カルバリーチャペル主任牧師/カルバリー聖書学院院長

小山田 和美

玉川聖学院高校講師

折田 政博

沖縄聖書学園理事

国吉 守

那覇バプテスト教会主任牧師/琉球キリスト教奉仕団理事長

久保木 勁

ナザレン教団札幌教会牧師

栗林 輝夫

関西学院大学助教授

鈴木 伶子

日本キリスト教協議会議長

早川 敦子

津田塾大学助教授

深町 正信

青山学院長

古林 寿真子

南大阪聖書教会主任牧師/大阪レディーズランチョン委員長

湊 晶子

東京女子大学学長

峯野 龍弘

ワールド・ビジョン・ジャパン理事長

山内 一郎

関西学院理事長(前・キリスト教学校教育同盟理事長)

渡部 満

株式会社教文館 代表取締役社長

米窪 博子

株式会社キリスト新聞社社長