阪神宗教者の会 “Hanshin Religious Society”

 タイトル  “Hanshin Religious Society” 

Due to COVID-19, face-to-face classes have been suspended. We are sending it online from the location of the speaker’s convenience on ZOOM.

On April 14, 2011, we established the “Hanshin Religious Society” for creating peace among religious people to express our remorse for the Great Hanshin-Awaji Earthquake with Buddhist monks and Shinto priests. <<Reference>> We organize programs such as Tohoku memorials and prayers for reconstruction. Founder Yoshio Iwamura

“Hanshin Religious Society” accepts speakers fees free of charge. Participation fee is also free.

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『中外日報』(2024年1月12日付)。

『中外日報』(2023年3月1日付)。「阪神宗教者の会」(話し手 遠藤雅己 2023年1月27日)。
『中外日報』(2022年5月13日付)。

『中外日報』(2021年4月2日付)。
『クリスチャン新聞』(2020年11月29日付)
『中外日報』(2020年10月30日付)。

『神戸新聞』(2020年10月27日)。

2020年10月23日 今野寿美雄氏
話し手 水垣渉 2020年6月26日

お話しくださる方たち
 参加者のみなさまにも参加費を徴収せずに今日に至っています。話し手の皆さまには,2011年の創立以来,謝儀を出しておりません。それでもお引き受けくださる憐れみにただ感謝させていただいています。

2023年 話し手
  1月 遠藤雅己  「平和研究と信仰
  2月 崔勇海   「激動する世界と朝鮮半島情勢の展望」
  3月 大内伸之  「地域森林の果たす役割と循環型林業の再生を目指して」
  4月 久松英二  「正教思想の核心」  (英国からオンライン)
  5月 樋口伸生  「東日本大震災から12年」
  6月 高賛侑   「ワタシタチハニンゲンダ」
  7月 上林惠理子   「入管法改悪を黙っていてはいけない」
  8月 能城一郎    「ポスト・シンギュラリティー」
  9月 保田 茂    「【自然】とはなにか。~【自然】の中で無農薬有機
         農法にどのように取り組むか~」
10月 佐々木久裕 「神道にかかわって」
11月 萱野志朗  「アイヌこそ先住民」
12月 島薗 進    「宗教と教育勅語」
2024年1月 ダニー・ネフセタイ 「報復はなぜだめか」
    2月   七沢 潔            「正義なき原発報道」
            3月 

2022年 話し手
  1月 荒木慎司  「お話とプロパガンダ」
  2月 ムハマド・ジャファル 「イスラーム教はこわくない」
  3月 森田美芽  「戦争の時代の中で,流れに抗したキリスト者―シモーヌヴェイユとボンヘッファーの対比」
  4月 島薗 進   「現代のケア活動の展開
  5月 徳留由美  「スリランカにおける支縁」
  6月 芦名定道  「現代世界と宗教哲学の可能性
 7月ビンヨミン・エデリー 「ユダヤ教」
  8月 墨 面     「ウクライナと台湾の相違」
  9月 高橋秀典  「中央集権的ではなく民と共に歩む政治」
10月 松谷信司  「メディアの責任」
11月 西村一郎  「真の平和世界構築と地域社会との接点を通じておたすけをする天理教の活動」
12月 N.M.シャクルトン 「私の研究歴とこれから―信仰者のネットワーク構築―」

2021年 話し手
  1月 アニース・アハマド・ナディーム「啓典の民」
  2月 川向 肇   「キリスト教と環境問題 ポストコロナ時代の信仰者の一人として」
  3月 桂 悠介   「イスラーム教の魅力」
  4月 緊急事態制限のため延期
  5月  〃
  6月  〃    オンライン ZOOMで配信
  7月 岩村義雄   「熱海よ,おまえもダムか―熱海土石流 第1次熱海ボランティア報告」(2017年7月17日)⇒ 牧師の拙論 46 参照
  8月 山口 光   「エキュメニカルからエキュメニスティへ」
  9月 金 千秋   「多民族・多文化共生」
10月 上脇博之   「憲法9条 改正すべきでない根拠」
11月 ソ・インス 「ミンダナオ島におけるイスラーム教とキリスト教の和解」
12月 金子 昭  「平和の国としての神の国―シュヴァイツァーの平和論―」

2020年 話し手

  1月 大鶴 勝    「聖書の食べ物」
  2月 是枝律子 「マザー・テレサに出会って―下る道は,登る道―」
  3月 北村敏泰 「東日本大震災・原発事故の今 9年目の極私的被災地報告―――復興はなお遠く、原発事故は現在進行中」 
  4月 新型コロナウイルスのため休講
  5月 新型コロナウイルスのため休講
  6月水垣 渉     「自然について」
  7月杉山精一  「ルアンダの危機を世界はなぜ救えなかったのか」
  8月 董熙豹  「韓国元兵士 南北を思う」
  9月 林 伯耀    「尖閣諸島をめぐって」
10月 今野寿美雄「フクシマ内部被ばくと女川(おながわ)原発」
11月 中井珠恵 「ホスピス緩和ケア,在宅ケアの日常から:答えのない問いにどう向き合うのか」
12月 日比野純一「多文化共生―FMを立ち上げる」

2019年 話し手

 1月 樋口 進  「新しい聖書翻訳」
 2月 井上浩義  「部落差別のリアリティー」
 3月 川端 勝氏を偲ぶ会  
 4月 大宮有博  「白人福音派とトランプ現象」
 5月 髙橋亮也  「狭山事件の現在」
 6月 桜間裕章    「新聞の現在」
 7月 宮本要太郎「宗教の公共性」
 8月 新免 貢    「異端,カルト,キリスト教
 9月 弓矢健児 「宗教者として天皇制に抵抗する」
10月 石橋宏昭  「障害者差別」
11月 熊野以素 「九州大学生体解剖事件の真実」
12月 山本かほり「日本人が何もわかっていない北朝鮮」

2018年 話し手

 1月  津久井 進「被災と人権」
 2月 崔 孝行 「統一マダン」
 3月 服部良一 「靖国」
 4月 觜本 郁 「刑事施設の釈放者の現状と人権」
 5月 出口俊一 「阪神・淡路大震災 “復興災害”の現状と課題」
 6月 高祐二  「朝鮮人の強制連行」
 7月 岩村義雄 「日本人が知らないシリアの実状」
 8月 豊原正尚 「阪神間の寺院の危機的状況」
 9月 金井由嗣 「構造的な悪にどう向かうのか」
10月 小田淑子 「現代イスラーム社会の様相」
11月 坂本三郎 「部落差別解消推進法とその課題」
12月 杣 浩二 「日本の宗教のルーツ」

会場風景

2018年9月28日
『中外日報』(2020年4月3日付)。

 超教派 [エキュメニスティ]

 すべての人と寛容でありましょう。 教勢拡大,強制改宗,宗教戦争は自分たちだけが救われると思い違いをしているからです。 キリストはだれひとりキリスト教に改宗させませんでした。

 「神は,すべての人が救われて,真理を認識するようになることを望んでおられます」 (Ⅰテモテ 2:4 『聖書協会共同訳』)。

 「そこで,一人の過ちによってすべての人が罪に定められたように,一人の正しい行為によって,すべての人が義とされて命を得ることになったのです。一人の人の不従順によって多くの人が罪人とされたように,一人の従順によって多くの人が正しい者とされるのです」(ローマ 5:18,19)。

 「この方こそ,私たちの罪,いや,私たちの罪だけではなく,全世界の罪のための宥めの献げ物です」 (Ⅰヨハネ 2:2)。

 いかなる宗教との対話を実現せず,他宗教のあらさがしをする姿勢がある限り,世界平和は実現しません。 As long as we do not realize dialogue with any kind of religion and have a posture to allegorize other religions, world peace does not come true.

 「阪神宗教者の会」の沿革

 「阪神宗教者の会」は3.11以降,2011年4月14日から月に一度,毎月第四金曜日(午後5時~7時)に神戸市垂水区の近隣の宗教者が集まるようになった。最初のメンバーに,高野山真言宗吉祥山西方院[坂井良行住職],明石市の柿本人麻呂神社[岩林理禰宣],神戸国際キリスト教会牧師の3人から始まった。それぞれが東北訪問の現地報告をしながら,17年前の阪神・淡路大震災の時点で,弔いを含めて,被災者の心のケアができなかったことを率直に反省した。東日本大震災において慰霊の際,政教分離の原則の影響なのか,聖職者が公的な場で敬遠される事態も憂慮した。そこで宗教者の視点で,霊的な復旧,復興,再建の進捗状態について意見を交わすようになった。同年6月には,勝村弘也[神戸松蔭女子学院大学名誉教授],五百井正浩住職[真宗大谷派玉龍寺],菅原義久牧師[西宮聖書キリスト教会],赤川祥夫牧師[日本基督教団八頭教会],杉山紀之兄[六甲カトリック教会],横山豊宥[天台宗無障金剛院]住職も定期的に出席するようになった。キリスト教会以外に,大学教授,ジャーナリストのメンバーや,イスラーム教の宣教の日本代表,坊主バーで著名な川浪剛僧侶や立正佼成会なども参加されるようになった。 当初,神戸市垂水区内の寺社の持ち回りであった。当初から参加費無料,話し手にも友誼でのご出演で謝儀なしで今日まで継続してきている。臆面もなく非礼,ご無礼をしている次第である。 ライフワークで取り組んでおられる働きや,霊的な課題,ご専門をエキュメニスティ※の立場で発信していただいている。
 2011年5月26日に,神戸新聞会館の「『死』を考える」講座の講師を全国仏教会前理事長豊原大成[だいじょう 1930-2022]住職に二度依頼した。故豊原住職は, 1995年,阪神・淡路大震災で,父(86歳),妻(62歳),長女(28歳)を失い,死の講座に対して使命感がおありだった。そうしたご縁から,ご自身の西宮市西福寺を集会場所として用いることを許可していただき,2020年6月までお世話になった。東北ボランティアに向かう神戸国際支縁機構のボランティアにも惜しみない協力,支縁をしてくださり,継承されたことは感謝である。豊原正尚現住職ご夫妻もよく茶菓でもてなしてくださった。コロナ発生により,対面集会からZOOMオンラインに変更を余儀なくされ,今日に至っている。オンラインに切り替えたおかげで,東北,東京方面などの話し手たちも担ってくださるようになり,感謝である。ZOOMオンラインは3年間,実験的に試みて,引っ越しした定期的出席者,初参加者,話し手から好評である。一方,資料配付,話し手に個人的な質問,親しい人間関係の促進が円滑でないことも課題である。したがって,対面集会をやめたわけではなく,流動的であり,ご希望に添って継続していきたい。
 「東北追悼と復興の祈り」など事務局として故川端 勝氏[1956-2019 大阪北部地震(2018年6月18日7時 M6)の震災関連死,2016年仏教大学卒業]が会を支えてくださった。中山 茂『人民の星』記者もレギュラーメンバーであった。継続できているのも多くの方々の献身的なご協力があればこそと合掌している。
                            世話人代表 岩村義雄

※「エキュメニスティ」は超宗教,一方,「エキュメニカル」はキリスト教界の一致した働きに用いられている。

Founder Yoshio Iwamura 参照   「宗教間の対話」 Interfaith Dialogue

教会と地域福祉関西 表

シンポジウム 「ボランテイア・福祉・宗教」で対話集会     

  午前10時半~午後4時  場所:賀川豊彦記念館(神戸市中央区)4階      費用:1000円(学生無料・要申込  ← クリック   3人によるトークセッション 10時50分~12時40分   釈徹宗(如来寺住職)×木原活信(同志社大学教授)×岩村義雄

シンポジウム「ボランティア・福祉・教会のこれから」

大國龍笙宮司
左から 豊原正尚副住職(浄土真宗西福寺),アニース・アハマド・ナディーム(日本アハマディア・ムスリム協会本部長),大國龍笙宮司(大宮神社),筆者,五百井正浩住職(真宗大谷派玉龍寺)。2013年9月2日,石巻市渡波明神社にて

 

 

⇒ 「東北追悼と復興の祈り」

浄音寺a
左から佐竹泰生(潮生山 海藏庵住職),千田豊穂(光厳寺住職),加藤賢宗(浄音寺住職),筆者,勝村弘也教授など。2013年9月3日 宮城県桃生市浄音寺。

 

 

 

 

 

報告書改定

あなたもご一緒に定例集会にお越しください。

西福寺 〒662-0844 西宮市西福町14−1 電話 0798-67-2549 JR西宮駅北側徒歩3分 事務局長 豊原正尚

毎月第4金曜日午後5時~7時 参加費は無料です。

「阪神宗教者の会」
世話人代表 岩村義雄
ckn@mbn.nifty.com
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携帯 070-5045-7127